昭和天皇へメガネを献上されていた福井県鯖江市の老舗メーカー「増永眼鏡」

増永眼鏡は、福井の土地に地場産業を築く夢を実現するため、1905年(明治38年)に創業しました。
以来、ギルド制にも似た帳場制と呼ばれる制度により、たがいの技術を磨きあい、品質の良いめがねを提供しつづけてきました。
おかげさまで、いまや国内はもとより海外においても世界の一流品と評価されるまでにいたっています。そこには増永眼鏡がおよそ1世紀にわたって守り抜いた社是があります。「当社は、良いめがねをつくるものとする。出来れば利益を得たいが、やむを得なければ損をしてもよい。しかし常に良いめがねをつくることを念願する」というものです。

「良いめがね」であり続けるためには、「Made in Japan」ではなく、
「Handmade in Japan」でなければいけないのです。

この、「良いめがね」とはいったい何なのか。めがねは、目や鼻や口とともに顔の一部として、
人の第一印象を決めます。いわば顔を飾るファッションアイテムとして、靴よりも、腕時計よりも、最初に個性を相手に届けます。また、めがねは、人が外部情報を採り入れるために、
視覚を補助する「医療器具」でもあります。突きつめると、このふたつの機能を、使用するひとに
合わせて何処まで昇華できるかが、めがねに課せられた使命なのです。

増永眼鏡では、この使命に対して、「手をかけること」そして、「目をかけること」でしか、応えられないと信じています。使用するひとのもとへ届くまでの時間において、
限りなく全てに手を施し、目を行き渡らせることー。そのために、200にわたる製造過程と多数のパーツを、全て自社で生産・管理しています。

この品質第一主義をもとに、国境を越えて時代と社会のニーズに応えながら、一歩ずつ確実な足取りでステップを昇っています。