オリバーピープルズは、1986年にLarry Leight(ラリー・レイト)とその弟のDennis Leight(デニス・レイト)、そしてラリーの長年の友人であるKenny Schwartz(ケニー・シュワルツ)の三人で、ロサンゼルスのハリウッドにオリバーピープルズとして店をオープンした。

ラリー・レイトはオリバーピープルズを始める前から、高級なアイウェアを扱う店を経営していて、1980年代初めには、自分のオリジナルのアイウェアを作っていた。ラリー・レイトがデザインして最初に人気を博したものは、アンディ・ウォーホールがインタビューを受けた雑誌のカバーで掛けていたサングラスと同様の当時のトレンドのものであった。

ブランド名の「オリバーピープルズ」は、彼らの原点となったヴィンテージのフレームのそばにあった「オリバーピープルズ」というサインに由来する。彼らはその素晴らしいヴィンテージサングラスにほれ込み、そのデザインをベースとして現代風にアレンジし、オリバーピープルズ独自のアイウェアを作り出すことになる。それは、デビューした1986年のヴィジョンエキスポで業界に衝撃を与えた。

20年以上アイウェアブランドとして人気を得続けている彼らのアイウェアは、ハリウッドセレブやミュージシャンなど、多くの著名人に愛用されている。 また、デザイナーやミュージシャンなどとコラボレーションも活発である。ポール・スミス、エルトン・ジョン、プラダ、ミュウミュウ、ジル・サンダー、ヘルムート ラング、最近ではヴェラ ウォン、ノム ド ゲールなど。


オーバーピープルズでは完成されたフレームを製作するため、素材の吟味から繊細な彫刻、仕上げまでの行程を手作業で行っています。 特にピンの取り付け、ロゴプラークの嵌め込みなどの技術的に複雑な行程においては、機械と手作業の両者を取り入れて製作しています。
ガラに掛けられ、研磨され、本社のスタジオで描かれたデザイン画と見比べながら最終的に手作業で丁寧に調整されています。